2008年07月30日

視力における角膜と屈折の関連性

老眼とは、レンズの役目をしている水晶体の厚さをスムーズに調節する事が難しくなってしまう症状の事。
屈折性の近視の場合、水晶体がいつも厚くなっている事が多いので、近視の人が老眼になっても、近距離であればメガネをかけなくても見る事が出来きる。それ故に近視の人は老眼になりにくいと考えられているのだ。
ちなみに老眼には、角膜のコラーゲンの組織の一部分を収縮させることによって、角膜のカーブを変える「伝導性角膜形成」という治療法を施すと遠近感を調節できるようになり、手元も遠くも程よく見える生活を取り戻せるようになってきた。

ところで、正常の眼と乱視では屈折のしかたに違いがあるのはご存知だろうか?
乱視の角膜は楕円形のような形状のため、左右上下の比率が変わってしまうので、横方向と縦方向で焦点のあう場所が違っているために屈折が乱れて視力に影響を及ぼすのだ。
また少ないケースだが、角膜ではなく、水晶体の歪みや、目の表面に凸凹がある為の乱視もある。

正常な眼の角膜は、丸い形状をしていても、上下からの圧力を常に受けている状態なので、カーブが縦方向では弱く奥で焦点が結ばれてしまう遠視ぎみになり、屈折力が縦方向では強く、手前で焦点が結ばれる近視ぎみになる傾向がある。
つまり乱視になる可能性は誰もが秘めているということだ。
人の脳内には、乱視になるリスクを予め想定し、屈折力が縦方向に強くなったとき、修正する為のプログラムが備わっている。
しかし極度に酷くなってしまった場合や、屈折力が横方向に強く出る場合には、横・縦のメガネレンズの厚みを変えて、歪みに合った矯正を施すことで視力を補う必要がでてくるので、
屈折と角膜の仕組みを理解し、日頃の生活行動を見直すという自己防衛が自らの目を守る要となってくるのだ。

投稿者 shoishoi : 02:19 | トラックバック

2008年07月21日

乱視と老眼の違いについて

乱視とは、角膜または水晶体の歪さにより、網膜で焦点を一つに合わせることが難しく、
遠くのものも近くのものも二重に見えてしまったり、輪郭がにじんで見えたりしている。
乱視の種類や屈折の度合いや症状により個人差はあるが、メガネやコンタクトやレーシック等の矯正方法の中から、専門家とよく相談をして一番自分に相応しい治療を施せば、ライフスタイルに見合う視力を手に入れることが可能である。

老眼は40代前後から現れる、近くを見るときに水晶体の厚さを調節してピントを合わせる能力が衰えるたりことから調整力障害引き起こされ、近くのものが見えづらくなる老化現象である。
近視や遠視、乱視のような角膜から水晶体、網膜へと焦点を結ぶ屈折力の異常による見えづらさとは別物であり、老眼になると近視が治るということは無い。

老眼の治療法には、エキシマレーザーという特殊なレーザーを使用し、
角膜形状を遠近両用のコンタクトレンズのような形に矯正する老視矯正レーシックと、
伝導性角膜形成術という角膜の外部にラジオ波を当てることで角膜のコラーゲン組織を収縮させ、
遠近両方に対応できるようにレンズを形成していく治療法がある。
伝導性角膜形成術は、痛みがほとんどなく、短時間で終了する上に近視・乱視といった屈折に関するレーシックや白内障手術の既往歴がある方も受けることができ、
将来レーシックや白内障の手術をする際にも妨げになることがないのが最大の利点である。

老眼は誰もがなりうる可能性があるので自分のことと捉えて来るべき日に慌てることなく
上手に付き合えるよう、今から予習をしておくのも無駄ではないはずだ。

投稿者 shoishoi : 18:47 | トラックバック

2008年07月20日

民間療法で視力回復

乱視、近視、遠視という視力の悩みとして共通していることは、正視の人よりも情報を得るために、
目の周辺のあらゆる筋肉を緊張させているということだ。
何かを見ようとして必要以上に凝視するあまりそれらの筋肉に疲労が蓄積し、こめかみや首、肩こり、頭痛といった弊害ももたらせている。
また、疲労の蓄積は目の動きと判断力を鈍らせ、誤認識を助長することにもなりますます視力低下していく恐れがある。

視力回復としては科学的・医療的根拠がないとされているものの、
近視も乱視も遠視も関係なく効果がある民間療法をいくつか取り上げていくので、毎日コツコツと続けて、リフレッシュを促し、
心身の疲れをリセットして種々の視力矯正の効果を最大限にあげていこう

先ずは、吐く・吸う・息を止める・吐き出すという各プロセスを8秒間ずつゆっくりと行うことで酸素を全身に行き渡らせる
次に目を閉じ、清潔な手で、眼球を押し付けないよう注意しながら、目を閉じて、近視・遠視・乱視・目の疲れに効く天応と呼ばれる、眉頭から3ミリ下のツボを親指の腹でじっくりとマッサージ。次に太陽のツボと呼ばれるこめかみの部分を親指の腹で押し当てながら、眉毛と上まぶたの間を人差し指でなぞり、続いて頬骨の辺りを人差し指でなぞる。
最後に四白と呼ばれる黒目から2cmほどしたにあるツボを人差し指で押しもんだ後、ゆっくり円をかくようにマッサージ。
これらのツボを各64回ずつ行うと、不必要な緊張がほぐれ目の機能が回復していくので根気よく続けてみよう。

投稿者 shoishoi : 23:16 | トラックバック

乱視による眼精疲労

眼精疲労とは、長時間の目の酷使により、睡眠や目を休めることによる回復の効果が認められず、毛様体筋の調整機能を低下させ目や身体に悪影響を及ぼす状態のことである。

原因の一つには、乱視の特徴である屈折の長さが不規則で網膜に正確な焦点を結ぶことができないことから起こる特有な見え方のために、通常のヒト以上の労力を駆使して物を見る状態が長時間続いていることがあげられる。
正乱視の多くはコンタクトレンズやメガネ、レーシックといった矯正方法で視力を改善させることで軽減することが可能であるが、
強度の不正乱視の場合は選択肢が増えつつあるとはいえ、眼精疲労の影響が未だ受けやすい状況にあり、緩和するための手段を講じて自己防衛していく必要がある。

代表的な症状は目の痛みや目のかすみ、充血、まぶたの痙攣、熱感等の目の症状と、
頭痛、肩こり、首筋のはり、指先のしびれや吐き気、イライラ、全身のだるさ、不眠といった身体症状まで幅広く、放置しておくと抑うつ状態といった精神症状までも引き起こす危険性がある。
対処法としては、蒸しタオルで閉じた目とその周辺を温めることで毛様体筋をリラックスさせて調整機能を改善させると共に、長時間ディスプレイを見る作業を行うときには、
時々遠くを見つめるようにして毛様体筋を解すという予防策を取り入れつつ、目の働きを助けるビタミン類やアントシアニンを摂るように心がけ身体の内外から癒していくことが重要である。

今までもこれからも人生を共にする目を労わることが健康維持・促進に繋がっていくと心得て
できることから少しずつ実行してみようではないか


投稿者 shoishoi : 22:06 | トラックバック

2008年07月19日

乱視の種類と対処法

一口に乱視といっても、由来や程度によってさまざまな分類をされている。
今回は正乱視と不正乱視の分類方法とそれぞれの対処法についてお話しよう。

角膜または水晶体の対照的な歪みのために生じ、強主経線と呼ばれる屈折力が強い部分が水平、
0または90度以外の斜め、垂直のいずれかによってさらに3種類に分類することもある。
それぞれに共通しているのは、一般的な球面レンズだけでなく、軸と垂直方向に屈折面がある円柱レンズを組み合わせることで補正が可能なことだ。
対処法としては、水晶体が由来である場合、乱視による経線弱視が生じやすい点から特に子供は、メガネ処方が望ましい。
また、屈折の度合いだけでなく顔に対するフィッティングをしっかり行うことが、矯正効果を高めるポイントとなる。
角膜による正乱視の場合は円柱レンズまたはハードコンタクトレンズによる矯正が一般的で、
乱視矯正レンズを用いたソフトレンズだと、ほんの少しの動作でコンタクトレンズの軸がずれてしまうという点と、コストが若干高いという課題が残されている。

不正乱視とは、加齢性変化による白内障や、外傷による水晶体の亜脱臼、まれに円錐水晶体などの水晶体疾患、翼状片や円錐角膜といった角膜の非対称的な歪みが由来で生じる屈折面での屈折が不規則な乱視の総称であり、いずれも円柱レンズによる補正が不可能な乱視である。

角膜の形状異常が由来の不正乱視にはハードコンタクトによる対処が一般的ではあるが、
円錐角膜による乱視にたしては、コンピューター制御のもと、半円のリングを角膜内に挿入して角膜の形状を変化させるイントラ角膜リングという治療法が行われるようになり、進行を遅らせることも可能になった。
また、白内障の手術を応用して開発された、眼内レンズを水晶体に埋め込み乱視や近視を矯正するフェイキックIOLという施術法も注目を浴びている。
これら二つの対処法は安全性や成果が高いばかりか万が一術後に問題が生じても、
挿入物を摘出する事により元の状態に戻すことが出来るというのがポイントだ。

医学は日々進歩しているので、諦めずにまずは専門の眼科医に相談をしつつ、最新の情報を手に入れる努力を惜しまぬようにしていこう。

投稿者 shoishoi : 22:35 | トラックバック

2008年07月18日

自身の乱視を把握しよう

あなたは自分の乱視がどの分類に属しているものがご存知だろうか?
倒乱視だった場合は、目の酷使により、肩こりや頭痛といった症状を引き起こしやすい乱視なので、
日常生活の中で、目を休める時間を作ったり、筋肉や神経を解したりするケアが必要となってくる。

絶対値ではないものの、コンタクトやメガネの度数のデータが書かれたメモがあれば、これから紹介する値を目安にあなたの乱視の分類を把握できるので参考にして欲しい。
CもしくはCylと書かれた右側横にマイナスの表記で数字が書かれているだろう。その次に書かれているAXまたはAXISの右側横の数値こそ、乱視軸といって、直乱視か倒乱視の目安になるのだ。例えばAX70°と記載されている場合、90°よりプラスマイナス20°のズレという基準内に入るので倒乱視となり、165°となっていれば、180°よりプラスマイナス20°までのズレという範囲に該当するので直乱視に分類され、それ以外の度数が記載されている場合は斜乱視というように分類される。

自分の乱視の程度を把握しておけば、視力矯正方法の選択の助けとなるばかりか、
より目や心身にあたえる負担を軽くする工夫を生活に取り入れやすくなり、健康維持に役立つので、
今あるデータを十分に活用していきたい。

投稿者 shoishoi : 20:15 | トラックバック

2008年07月15日

乱視と上手な付き合いを

通常、角膜と水晶体というレンズの役割をしている場所から入ってきた光は、屈折して眼球後ろの網膜上にある一点に像を結ぶことで、正確に対象物を認識し「見る」ことができるのだが、
乱視の場合は、角膜か水晶体になんらかの変調をきたしているため、焦点を結ぶことができず、遠くも近くも関係なくはっきりと対象物を認識する事ができないばかりか二重に見えてしまう。
軽度の場合は、自覚症状がないこともあるが、無意識のうちに目に負担をかけているため、目の疲れや頭痛といった眼精疲労が顕著に出やすい。

こうした場合には乱視用のコンタクトレンズや乱視用のレンズを使用したメガネなどで矯正を図り、
生活の快適さと身体への負担を軽減する事が必要となる。
また、近視や遠視の人でも乱視が混在している場合があるので、眼科検査等で把握し早めに対処した方がよい。
さらにパソコンでの作業の合間に眼球運動をしたり、蒸しタオルをまぶたに当てたり、こめかみや首筋、肩の筋肉を解したりといった、目を休める習慣をつけるのも乱視からくる疲労感を緩和することになる。
人の身体は情報の大部分を目から入手しているようにできているので、
乱視とうまく付き合うことが、心身の健康維持と向上に繋がるといっても過言ではないのだから、無理なく上手に付き合える道を模索していくことが求められるのだ。

投稿者 shoishoi : 17:54 | トラックバック

2008年07月14日

乱視になる前に

あなたはパソコンや携帯を長時間凝視し続ける生活を送ってはいないだろうか?
あなたは見えにくい遠くの景色や文字を見ようとして目を細めてはいないだろうか?
眼精疲労やかゆみ等で目をこすり度々逆さ睫毛に悩まされているのでは?
これらの動作を繰り返すと、後天的な乱視を引き起こすリスクを高めることになるので要注意である。
一点を凝視する動作は水晶体を偏った状態から元に戻る力を失わせ徐々に形がゆがみ水晶体乱視を誘発し、
意識無意識を問わず目を細める動作を続けることは角膜が目の周辺にある筋肉に押しつぶされて角膜乱視を引き起こす。
30分に一度ディスプレイから目を離し、眼球をゆっくり動かす習慣を身につける、早めに眼科に相談し視力矯正を行うことで、乱視を回避する確立が上がることを心の隅に留めて少しずつ実行していくことが自己防衛につながるのだ。

但し、この2つの乱視は遺伝的な要因による場合もある。
生まれつき水晶体と角膜の形状が偏っているような乱視に対してはバランスを壊すようなリスクは避けて、
ソフトコンタクトレンズを利用して矯正し、
新生児や乳幼児の肥満や、胎児期の状況、出産時の対処方法が原因の角膜乱視については、
早期発見・早期治療をすることで本人の生活が改善されていく可能性があるので医師とのコミュニケーションを積極的にとるようにし、心配ごとや不安が生じたら早めに相談するように心がけたい。

投稿者 shoishoi : 17:03 | トラックバック