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2008年07月19日
乱視の種類と対処法
一口に乱視といっても、由来や程度によってさまざまな分類をされている。
今回は正乱視と不正乱視の分類方法とそれぞれの対処法についてお話しよう。
角膜または水晶体の対照的な歪みのために生じ、強主経線と呼ばれる屈折力が強い部分が水平、
0または90度以外の斜め、垂直のいずれかによってさらに3種類に分類することもある。
それぞれに共通しているのは、一般的な球面レンズだけでなく、軸と垂直方向に屈折面がある円柱レンズを組み合わせることで補正が可能なことだ。
対処法としては、水晶体が由来である場合、乱視による経線弱視が生じやすい点から特に子供は、メガネ処方が望ましい。
また、屈折の度合いだけでなく顔に対するフィッティングをしっかり行うことが、矯正効果を高めるポイントとなる。
角膜による正乱視の場合は円柱レンズまたはハードコンタクトレンズによる矯正が一般的で、
乱視矯正レンズを用いたソフトレンズだと、ほんの少しの動作でコンタクトレンズの軸がずれてしまうという点と、コストが若干高いという課題が残されている。
不正乱視とは、加齢性変化による白内障や、外傷による水晶体の亜脱臼、まれに円錐水晶体などの水晶体疾患、翼状片や円錐角膜といった角膜の非対称的な歪みが由来で生じる屈折面での屈折が不規則な乱視の総称であり、いずれも円柱レンズによる補正が不可能な乱視である。
角膜の形状異常が由来の不正乱視にはハードコンタクトによる対処が一般的ではあるが、
円錐角膜による乱視にたしては、コンピューター制御のもと、半円のリングを角膜内に挿入して角膜の形状を変化させるイントラ角膜リングという治療法が行われるようになり、進行を遅らせることも可能になった。
また、白内障の手術を応用して開発された、眼内レンズを水晶体に埋め込み乱視や近視を矯正するフェイキックIOLという施術法も注目を浴びている。
これら二つの対処法は安全性や成果が高いばかりか万が一術後に問題が生じても、
挿入物を摘出する事により元の状態に戻すことが出来るというのがポイントだ。
医学は日々進歩しているので、諦めずにまずは専門の眼科医に相談をしつつ、最新の情報を手に入れる努力を惜しまぬようにしていこう。
投稿者 shoishoi : 2008年07月19日 22:35
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